フランス語を勉強し始めてウン年。自分にカツを入れるためのblogです。
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フランス人の知人が「日本ではテレビでゴーランギャオスやらないの?」と聞いてきました。
ゴーランギャオスぅ? なんやそれ? ウルトラマンの怪獣みたいな名前やなぁ。 私「ねえ、そのゴーランギャオスって何?」 フ「テニスだよ!知らないの???フランスでやる・・・」 私「もしかして全仏のこと?」 フ「何?ゼンフツ?」 (ここで漢字を教える私) フ「国際試合なのに、なんでフランスだけみたいな名前なんだ」 私「確かに・・・。でもゴーランギャオスって何?」 フ「知らない・・・」 私はテニスファンでもなんでもありませんので、単なる無知だったのかもしれませんが、全仏+テニスでGoogleで検索してみると、 『パリのローランギャロスで・・・』 という文句が結構出てきて、驚きました。 全仏を開催する会場の名前がRoland Garrosなんですね。 ちなみに日本語では「ローランギャロス」と表記されていますが、本物の発音はちょっと違っていて、私には「ゴーランギャオス」って聞こえます。 Roland Garrosは人名で、地中海を横断した飛行機乗り(aviatorってやつですね)です。 全仏の前身であるフレンチ国際を開催する新たな会場として土地を提供したのがRoland Garrosだったので、会場名を彼にあやかり「Roland Garros」としたのだそうです。 そののちこの国際大会の名前は「フレンチ・オープン(全仏オープン)」に改名され、2002年にはなんと「Roland Garros」に改名されたそうです。 参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E4%BB%8F%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3 http://www.wowow.co.jp/tennis/ スポンサーサイト
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スパムはインターネット版ダイレクトーメールのこと。
ジャンクメールともバルクメールとも呼ばれていますが、なぜスパム? これは、「Monty Python’s Flying Circus」というイギリスのコメディー番組に端を発しているようです。 とある夫婦がレストランで注文しようとすると、近くに座っていたバイキングが「スパム(SPAM:Homel Foods社の豚肉の缶詰の名前)」と歌いだし、店員も「メニューはですね、エッグ・アンド・ベーコンと、・・・、スパム・エッグ・スパム・スパム・ベーコン・スパムと・・・」などと説明し、夫婦は「スパム」を注文するはめになるというコントがあるのだそうです。 この「スパム」の連呼が大量に送りつけられる広告メールみたいだということで、広告メールがスパムと呼ばれるようになったのだそうです。 ちなみにSPAMを販売しているHomel社は迷惑メール対策ソフトを開発しているSpamArrest社を訴えるなどの措置はとっているようですが、スパムが一般社会に浸透するのを抑えるというような行動はとっていないようです。 フランス語でももちろんSPAMでとおりますが、もう一つ pourriel という用語もあります。 pourrielは、poubelle(ゴミ箱)と courriel(電子メール)が合わさってできた用語で、ケベックのl’Office de la langue françaiseというところで提案されたようです。 参考:http://e-words.jp/w/E382B9E38391E383A0.html Monty PythonのSPAMのコントの詳細はこちらにあります。http://bau2.uibk.ac.at/sg/python/Scripts/TheSpamSketch |
大学に入学したばっかりのころのことです。
花がほとんど散ってしまった桜の並木の下を友人と歩いていました。 「ねぇ、あの子ら何やってるんだろう?」 友人の見ている先には二人の小学生。 桜の木から何かを取り、それを口に入れています。 確かに何を食べているんだと、私たちも早速手近にある桜の枝をぐいっと引き寄せ、じっとみると、なんと実がなっているんです。 えぇ、これってさくらんぼ? 口にその実を入れると、ほんのり甘い味がします。 小学生は今度は口を開けてお互いの舌を見せ合って笑っています。 私たちもすかさず真似をして口を開けてお互いの舌を見ると、もう何を食べたんだとばかりに真っ赤になっていました。 さくらんぼって桜になるからさくらんぼっていうのかって納得してしまったのですが本当は・・・ http://www.ic-net.or.jp/home/jasagae/tokuhan/sakuraqa.html このサイトに詳しく説明されています。 要約すると基本的に種類が違うとのことです。 さくらんぼ(さくらんぼは通称名で本当の名前はオウトウ(桜桃))はバラ科サクラ属ウワミズザクラ亜属ミザクラ区に属し、甘果オウトウ類、セイヨウミザクラと呼ばれています。 一方桜は、バラ科サクラ属までさくらんぼと同じですが、その後は人の手によって交配が繰り返され、交雑種となっています。 桜の実はすっぱい実で酸果オウトウ類となり、日本の染井吉野などは実がなっても小さく、すぐに落果してしまいます。 |
学校から帰ったら、手を洗って、おやつの時間だ!
今日のおやつは何だろうとわくわくしたのは午後3時。 これは、江戸時代、午後2時から4時までの間に間食を取っており、この時間帯のことを当時「八つ」と呼んでいたことから来ています。 さて、フランスでは間食の時間は3時ではなく、4時です。 le quatre heure (4時)といえば「おやつ」のことです。 なぜ4時なのかはわかりませんが。 「おやつ」のもう一つの言い方は le gouter。 「おやつの時間ですよ~」は、 C’est l’heure du gouter. 「おやつ食べた?」は Tu as pris le gouter ? おなかがへってきましたね。 |
先週、ようやっと気づきました。
転職・求人情報誌のとらばーゆって、フランス語のtravail(仕事)から来てたんですね! アルバイトはドイツ語のArbeit(労働)から来ているのは第2外国語が一応ドイツ語だったので知ってはいたのですが・・・。 フランス語系外来語で一番驚いたのはアベック(もう死語かもしれません)です。 avecは、英語のwithに相当するのですが、なんで恋人たちのことを指すようになったのでしょうか。 なにはともあれ、外来語っておもしろいですね。 |