スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:-- ] | スポンサー広告 | page top
原爆 bombe atomique
夕凪の街桜の国夕凪の街桜の国
(2004/10)
こうの 史代

商品詳細を見る

4ヶ月ほどでしたが、仕事で広島に住んだことがあります。
とても暑く、雨も降らず、夜間は断水で、お風呂に入るために帰宅時間を気にする毎日でした。
会社が終わると、時々、でっかいビルになっているアンデルセンにパンを買いに行き、なかなか日の落ちない街中をぶらぶら歩きながらアパートまで帰りました。
市内には何本もの川が流れ、まさしく水の都広島でした。
水に全く縁のない土地で育った私には、夕焼けの中を川を渡って帰ること自体が新鮮でいつもウキウキして帰りました。

夜、原爆ドームを一人で見に行ったことがあります。
ライトアップされていたドームを見ても何かを強く感じるわけではありませんでした。
今から思えば、何かを感じないように注意していたのかもしれません。
一人だったし、夜寝るとき怖くなりたくなくて、感情を抑制していたのかもしれません。

この漫画は、ある家族のお話です。
原爆が投下されてから10年経った昭和30年の広島を舞台にした第1話、昭和62年の東京都中野区に舞台を移した第2話、平成16年の東京と広島を描いた第3話の3部構成になっています。

作者のこうの史代さんがあとがきで
「原爆はわたしにとって、遠い過去の悲劇で、同時に「よその家の事情」でもありました」
と書かれています。

私もそうでした。
広島に住んでいたのに、いい機会だったのにもかかわらず、わざと遠ざけてしまいました。

フランスの文通相手に日本で真っ先に思い浮かぶのは「広島」と告げられたとき、とてもショックでした。
それと同時に、広島についてほとんど何も知らない自分、広島から自分を遠ざけていた自分がすごく恥ずかしく感じました。

知らなければならないと思い、少しずつですが本を読みはじめました。
そんなときにこの漫画を知りました。
広島を知らない人におすすめです。
スポンサーサイト
[2010/01/04 21:11 ] | 単語帳 か行 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
<<偉大な grand | ホーム | 単位 unite’>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://undeuxtroisfrancais.blog35.fc2.com/tb.php/100-863c8954
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。