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蛾 un papillon de nuit
「フランス語は蛾と蝶を区別しないんですよ」
とある講演会で聞いた話です。

夜になると街灯に群がる暗い色の羽をもつ昆虫と、春になるとお花に群がるカラフルな羽をもつ昆虫を区別しないなんて、それはあり得ない、と思った私は家に帰って早速辞書で調べました。

papillon de nuit

直訳すると「夜の蝶」。
蛾に相当する単語はないわけではないが、ひとつの単語として存在しているわけではないんですね。

とろこで、「蛾」を広辞苑で引いてみると、なんと驚くべき事実が書かれていました。

「蛾  チョウ目のチョウ以外の昆虫の総称。形態上はチョウと明確な差はない。夜間活動し(略)触覚は先端ほど細くなり、櫛歯状になっているものもあるなどでチョウと区別するが、やや便宜的。」

うーむ。
さらにさらに、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC
を見ると、

「元来、漢語の「蝶」とは「木の葉のようにひらひら舞う蟲」を意味し、「蛾」とは蚕が繭を作り、そこから羽化した蟲、すなわちカイコガ及びそれに類似した蟲を意味する言葉であった。そのため、この漢語概念を取り入れた日本語において、そもそも「蝶」と「蛾」は対立概念ではなかったのである。(略)今日的な「蝶」と「蛾」の線引きの起源をたどってみると、英語における "butterfly" と "moth" の線引きと一致し、英語圏からの近代博物学の導入に伴って英語の文化的分類様式が科学的分類法と混在して日本語に持ち込まれたことが推測される。」

チョウとガが区別されていなくても、学問的にはたいして重要ではないってことのようです。
そうすると、フランス語の「蛾と蝶を区別しない」というのも、実は全然重要でなく、フランス語ってだめね~なんていうこともできませんね。
それより日本語のほうが英語につられてしまって、まったく~って感じがしますよね。
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[2008/01/22 00:01 ] | 単語帳 た行 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
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