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タヌキ tanooki
「蛾 un papillon de nuit」の記事に書いた講演会では、蛾のほかにもう一つフランス語にない単語を挙げていました。
それが「タヌキ」。
「タヌキは犬と同じなんだよ、フランスでは」と講演者。
タヌキと犬が同じ???どう見ても一緒には思えない。
タヌキがイヌ科だからchien(犬)を使っているのか・・・でも、あまりにも学術的すぎるし。ひょっとすると、単にフランスにタヌキがいないのではないかと、講演そっちのけで、あーでもない、こーでもないと、考えているうちに講演は終わってしまいました。
家に帰って早速調べると、やはりタヌキはフランスにはいませんでした。
タヌキの学名はNyctereutes procyonoides。
イヌ科の動物で、日本、中国、アムール地方、朝鮮、沿海州方面に分布しています。

仏和辞書を調べると、「タヌキに該当するフランス語はない」と断りつつ、sorte de blaireau (アナグマの一種)と書いてある辞書もあり、 chien de viverrin と書いてある辞書もありました。
インターネットで検索してみると、タヌキは blaireau でよしとする説もあるようなことが書いてあります。

どちらが本当なんだろうと、まず、アナグマとは何か?を調べてみました。
アナグマは狢(ムジナ)とも呼ばれ、イタチ科の動物です。
生息場所はヨーロッパ、アジア温帯地方、日本です。タヌキとアナグマは姿かたちが似ているので、タヌキは土地によりアナグマと混同されてムジナと呼ばれることもあるそうです。
ちなみに、タヌキ汁は一般にアナグマの肉を用いたものでだそうです。
へえ~ですよね。
タヌキとアナグマを混同しているいい例です。
本当のタヌキの肉は臭くておいしくないそうです。
これは「ヘダマ」というモミの葉の様な匂いの強い植物を食べているためだそうです。

フランス語に戻ります。
アナグマはフランスにもいる動物で、見た目がタヌキに非常に似ている・・・だからある辞書には sorte de blaireau と書いてあったんですね。
しかし、生物学上はタヌキとアナグマは似て非なるものということになるので、 sorte de blaireau はあまり正しくないということにもなります。

一方のchien viverrin。
viverrin ですが、私の辞書にはなく、似た単語に viverride’s (ジャコウネコ)があります。
おそらくジャコウネコのことでしょう。
でもジャコウネコはジャコウネコ科で、タヌキとは別物。
ところが、ジャコウネコもタヌキとよく間違われるそうです。

と、いろいろ調べてみましたが、実は「タヌキ」で通じるのかもしれません。
なぜかって?
それはスーパーマリオでマリオが変身するタヌキは、フランス語版のマリオでも tanooki だからです。
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[2008/01/26 10:27 ] | 単語帳 た行 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top
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